こんにちは、凡人女子です。
そう、海外では時としてケチると逆に高くついてしまうことがあります。
これはきっといい例なのでちょっと共有させてください。
修理会社をケチったら金も時間もかかった
発端は、私がインドに住んでいた時、部屋のエアコンが故障して修理を依頼したことに始まります。
(インドに限らず海外で家の故障や不備はよくあることですよね)
まずインドで修理を依頼するとどんな流れになるのか説明しますね。
どうぞ↓
私が勤めていた会社は、(日本人に関しては)会社の総務にシステムで修理依頼を出して、総務から業者にいついつ、この時間、この住所に行ってくれと依頼をかけます。
そして当日業者が出向いて、本人立会いのもと修理をするといった流れです。
(図にしたり文字で書くのは簡単なんですけどね〜なんでたったこれだけの工程に多くの時間を取られるのか謎。)
というわけで、例にならって私もエアコンの修理依頼をかけました。
『オ〜ケ〜、この日の○時に業者が行くよ〜』
『サンキュー』
↑ここまではよくある流れ。
当たり前なのですが、家に誰かしらがいないと業者の出入りができませんので立会いは必須です。
ただ本当に忙しくて時間がとれない場合は、お手伝いさんや自分のドライバーさんに立ち会ってもらうようにお願いすることもあります。
そして当日、私も約束の時間に間に合うように家に帰りました。
【約束の時間】
。。。
鳴らない内線。
。。。
うん、まーよくある。
【30分後】
しーん。。。
総務のスタッフに業者の位置情報を求む。
『On the wayだって!あとちょっとで着くよ!』
うん、テンプレ回答。
【さらに30分後】
プルルルルー♪(セキュリティからの内線)
修理業者現る。
普通の日本人なら怒鳴り散らすレベルの遅刻をしているのだが、インド在住はそもそも時間通りに来ることなど期待していません。笑
そしてここからも(!!)長い。
1時間経過…
2時間経過…
挙げ句の果てに部品がうんぬん言い出して買いに出かけました。
3時間経過…
買い出しから戻ってきてさらに1時間以上かかりました。
そしてやっと修理が完了、エアコンは無事に直りました(一時的に…)が室外機が置いてあったベランダはこのザマです↓
控えめに言わなくても汚ねぇ。笑
まずまとめますね。
- 時間に遅刻
- 修理に4時間
- 部品がなくて途中で買い出し
- 終わってこのザマ
- 数日後にまた故障 ←はい、壊れました。
えっと…これにお金払う必要あります?笑
後日ちゃんと請求書が届いていましたが…
そもそも直ってないんだよって話で。。。悶々。
実は当時はインド地場の修理業者を使っていまして、業者は当たり前のように英語が通じず、当たり前のように汚い格好で、当たり前のように土足で部屋に上がり、修理後汚いのも当たり前なのです。
言い方は悪いですが、教育を受けていないので仕方がありません。
ただその分日本人がマネジメントをしている修理業者に比べたら金額面では安いのです。
さてそこで…
地場か日系の会社か、どちらにしますか?
ということになります。
もう結論は出ているのですが…日系でしょ。
いや、そもそもなぜ会社がこれまで日系の修理業者を選んでこなかったのかが。。
ちょっとでも安く済ませようとしていたのか、総務のインド人スタッフがしっかりと中継をしてれば大丈夫と思っていたのか…
直しても直しても壊れる、その度にお金を払う、ちりつもちりつも。
結果、払うべきところには払うべき
ちなみに私の部屋のエアコンはどうなったかというと、後日日系の業者に依頼をして修理をしてもらいました。
実を言うと来てもらったその日には直りませんでした。
なぜならエアコンの故障はコンプレッサーの故障によるものだった為、新しいコンプレッサーを持ってこないと直らないとのことだったのです。
だから新しいコンプレッサーを持ってまた別の日に来てもいいか?とのこと。
もちろんや(`・ω・´)
その日はそれで終わりになったので、オフィスに戻って仕事ができました。
そして後日、無事にコンプレッサーを取り替えてエアコンは見事に完治しました。
修理後の写真がこちら↓
うわ〜ん、きれいだ〜(´;Д;`)
まとめるとこうです。
- 時間通り到着
- ちゃんと制服を着て、靴も玄関で脱ぐ ←私何も言ってない
- どこが壊れているのか明確に説明してくれる
- 料金の説明あり
- 修理後が綺麗
どうですか?
もう比較のしようがありません。
この時は試験的に日系の修理業者を使ってみようと思い、私のエアコン修理をお願いしたのですが、今となってはあの時本格的に導入していればきっと私の後任も苦労しなかっただろうなと思っています。
本当に毎日毎日修理依頼が多くて、直したのに直っていなかったり、またすぐ壊れたりで同じ案件がずっとPending状態。
わかると思いますが、すごーく時間の無駄です。
…と言うことで、今となってはですがここは削るべき費用ではなかったのだと思っています。
納得のいく結果を一度で得られるのであれば、たとえ他よりコストが高くても時間を無駄にせず済みますし、何より精神衛生上とても良いです。笑
日本に住んでいるとなかなか経験することはないと思いますが、Wi-Fiが壊れたり、お湯が出なかったり、エアコンが壊れたりって、本当に不便なんですよ!
それが頻繁に発生したり何日も続いたらどうですか?
そういうことです。
ケチってはいけません、でも法外にふっかけられた費用を払う必要もありません。
現地の相場よりは高いけど、納得のいく適正な金額を支払って精神衛生を保つ方が大事だと思いました。